CGMはどんな成長の仕組みを持つかによって、以下の3つの型に分けることができます。

  • 検索型
  • シェア型
  • ベーシック(自然な口コミ)型

特に導入期のプロダクトでは、コンテンツやユーザー属性に合わせて、どの型と相性が良いのかを見極め、適したグロースの戦略をとることが大切です。

 

CGMの成長の仕組み: 正のフィードバック

CGMの成長の仕組みとして欠かせないのが、「正のフィードバック」です。
正のフィードバックとは、ある要素が増えることで別の要素が増え、その結果として初めの要素がさらに増えるような構造を言います。

以下のような「バリューフローチャート」を使うとイメージしやすいでしょう。

(※大喜利サイト「Laughteria」のバリューフローチャート)

この図における正のフィードバックは、例えば次のようなことです:
流入が増えるとログインユーザーが増える、ログインユーザーが増えると投稿が増える、投稿はさらなる検索流入やシェア流入をもたらす。

成功するCGMはこのような成長の仕組みを持っています。

 

CGMの「3つの型」

上記のような正のフィードバックをプロダクトの中にどのように作り出しているかで、CGMは冒頭に書いた3つの型に分けることができます。

説明
検索型 流入の主な正のフィードバックが検索経由で作られているもの。
シェア型 流入の主な正のフィードバックがSNS経由で作られているもの。
ベーシック(自然な口コミ)型 上記以外の、自然な口コミによって流入が得られているもの。

それぞれの例を挙げるなら、検索型はOKWAVE、シェア型は診断メーカー質問箱、ベーシック型はnote、でしょうか。
この記事を見ると、noteはもしかして検索型かも(?)。

 

プロダクトのタイプに合わせたグロースの戦略

プロダクトのコンテンツやユーザー属性について考えると、3つのうちどの型と相性が良いのかがある程度見えてきます。
以下は、それぞれの型でCGMが成功するために必要な条件です。

検索型の場合

  • 生成されるコンテンツ単体がテールのキーワードで上位を狙えること

シェア型の場合

  • サービスを利用した体験が容易に想像可能であること
  • 行動するためのハードルが非常に低いこと

ベーシック(自然な口コミ)型の場合

  • エネルギーを注ぐ価値のある、「他ではできないこと」を可能にしていること

 

まとめ

CGMの成功には「正のフィードバック」が欠かせません。
この正のフィードバックをどのように作り出しているかで、CGMは「検索型」「シェア型」「ベーシック(自然な口コミ)型」の3つに分けることができます。
特に導入期では、プロダクトのタイプに合わせたグロースの戦略を考えることが大切です。